【LinerNotes】One Way Ascend

M3 2015春に発表した「One Way Ascend」という曲について。

この曲のモチーフは、ライブ等では話したことはあるのですが
「火葬」です。

文字通り、焼いてしまえば肉体は二度と戻れないワンウェイの儀式。

一般的に日本の仏式葬で行われる手順、手法を
Uplifting Tranceで写実的に表現した楽曲です。

ブレイク前は淡々と執務をこなしていく職員、
感極まり咽び泣く遺族の嗚咽やため息、
僧侶による最後の読経を経て、火葬炉に遺体が収容されます。

ブレイクは火葬炉が点火され、徐々に棺が燃えていきます。
8月のさくみみらんどで初披露した際はこのタイミングでウルトラオレンジを焚きましたが
それはまさしく棺に着火しこれから徐々に焼け落ちていくことを暗示した演出でした。

ブレイクを過ぎると棺→生花・副葬品→肉体→骨の順で焼かれていき
また焼かれたものが空に昇っていく様子がじわじわとした音の変化で描かれます。

メインのフレーズの終了を以って焼成は終了し、クールダウンへ。
そのまま遺灰と遺族とが対面する場面でこの曲は終了します。

経験したことのない方ではなぜこの曲でこういう場面が描けるのか疑問を感じるかもしれません。
逆に一度でも経験したことがあれば、少なくともこの解説を読んだ時点でなんとなく雰囲気は感じるのではないでしょうか。

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2015.10.04 dj malo

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